2022年新たに、給湯器の交換で補助金を受け取れる制度が新設されました。
このこどもみらい住宅支援事業は国が予算をつけて行う補助事業なので、日本全国どこでも対象です。
また住宅エコポイントのようにポイント還元ではなく、現金で補助額を支給する制度。
工事費用に充当することもできるので、給湯器の交換費用を抑えることができます。
また給湯器以外にも浴室やキッチンのリフォームなど対象工事が幅広いので、この機会に思い切ったリフォームをしたい人にもオススメできる制度ですね。
ここではこどもみらい住宅支援事業の概要や、高効率給湯器の交換で受け取れる補助額などを詳しく解説しています。
こどもみらい住宅支援事業は今年度限定の補助金なので、早めの申請をしておきましょう。
ただこの制度は給湯器のみではなく、その他のリフォームとあわせて行うことが必要。
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-general_user.pdfより引用-
こどもみらい住宅支援事業は、令和4年度に実施される住宅政策のひとつです。
住まいの新築や建売住宅の購入だけでなく、既存住宅のリフォームも対象となります。
主に環境に優しい住宅設備や、子育て世帯や新しい生活様式に対応したリフォームが対象となります。
給湯器の場合は高効率給湯器と呼ばれる、エネルギー効率の優れた製品に交換する工事が補助対象となります。
新築や建売住宅の購入の場合、18歳以下の子どもがいる子育て世帯や若者夫婦世帯が対象となります。
しかしリフォームに限っては対象者の条件はなく、上記以外の世帯も対象です。
いろいろなリフォーム工事を組み合わせることで、補助額は変化します。
最低5万円以上の補助額に達しなければ、補助金の申請を行うことはできません。
補助額の上限は世帯タイプによって異なり、最大で60万円です。
当初は令和4年10月までの申請期限がありましたが、予備費による予算増額があったため、令和5年3月31日まで期間延長されることになりました。
とはいえ規定の予算に達してしまうと受付終了となってしまうので、なるべく早めに申請したほうが良いでしょう。
こどもみらい住宅支援事業で補助対象となる、高効率給湯器は以下の4種類を指します。
それぞれの給湯器について、かんたんに解説していきましょう。
エコキュートは電気の力で大気中の熱を集めてお湯を沸かす電気給湯器の一種です。
一般的な電気給湯器は電力を大量に消費しますが、このエコキュートは自然界にあるエネルギーを効率よく使うことで、電力消費を抑えています。
また太陽光発電システムや蓄電池と組み合わせることで、家庭で発電した電力を自家消費する、いわゆるゼロエネルギーハウスとも相性が良いのがエコキュートの特徴ですね。
-エコジョーズについて | 給湯・バスルーム | ノーリツより引用-
エコジョーズは従来型のガス給湯器の発展型といえるもの。
従来は捨てていた熱エネルギーを回収することで、ガスで燃やした熱を効率よくお湯に変えることができます。
もともとガス給湯器を使っていた家であれば、給湯器を取り替えるだけで使えるという手軽さがメリットですね。
-高効率石油給湯機エコフィール|一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)より引用-
エコフィールは、寒冷地などで使われている石油給湯器を改良したもの。
従来は捨てていた熱エネルギーを回収するという点では、エコジョーズに似ていますね。
灯油を貯めておくタンクを設置するスペースが必要ですが、ガスより安い灯油を使うことで家計に優しいエコ給湯器と言ってよいでしょう。
-ECO ONE(エコワン) ガスと電気のハイブリッド給湯・暖房システム - リンナイより引用-
ハイブリッド給湯器は電気によるヒートポンプとガス湯沸かし器を組み合わせた新しいタイプの給湯器です。
まだ普及していないので設置費用が高いのがデメリットですが、非常に熱効率が高い給湯器として注目されていますよ。
こどもみらい住宅支援事業では、高効率給湯器に交換すると住宅一戸あたり24,000円の補助を受けられます。
しかしこの給湯器の交換のみでは、補助対象となりません。
前半で解説したとおり、一件あたり5万円以上の補助額を満たすリフォーム工事でないと申請できないからですね。
したがって給湯器の交換と同時に、他のリフォームを行って補助要件を満たす必要があります。
-leaflet_reform.pdfより引用-
ここでは高効率給湯器とあわせて行うと良いリフォーム内容について、いくつか例示していきたいと思います。
-サザナ | 浴室 | 商品情報 | TOTO株式会社より引用-
高断熱浴槽とは、浴槽の断熱性を向上させることでお湯の温度が下がらないようにしたもの。
メーカーでは魔法びん浴槽といった名称で販売していますね。
高断熱浴槽に交換することで追い焚きの回数が減り、光熱費の削減効果が期待できます。
給湯器の交換と同時に浴槽リフォームを行うことで、見積もり額の値引きも期待できますね。
高断熱浴槽にする工事で受け取れる補助額は一戸あたり24,000円です。
節湯水栓というのは、文字どおりお湯の使用量を抑えることで水道代や光熱費の節約につながる水栓のことを指します。
浴室ではシャワーを使うので、もともと水やお湯の使用量が多い場所です。
その浴室の水栓を節湯水栓に交換することで、節約効果が高くなるというメリットがありますね。
交換費用も5万円程度と比較的安いなので、手軽にできるエコリフォームとしておすすめできます。
節湯水栓に交換する工事で受け取れる補助額は、一台あたり5,000円です。
雨の多い時期に活躍する乾燥機。
特にハンガーに吊るしたまま乾かせる浴室乾燥機は、シワにならないというメリットがあります。
忙しい共働き世帯にとっては、食洗機と同様にありがたい設備だと言えるでしょう。
浴室乾燥機には大きく分けて、天井埋め込み型と壁掛けタイプの2種類があります。
天井埋め込み型はユニットバスと一体で取り付けることが多く、収まりがスッキリとするメリットがあります。
壁掛けタイプはエアコンの室内機のような形状で、ユニットバス以外でも後付けできるというメリットがありますね。
安価なものでは10万円程度で取り付けられる製品もあります。
ただしこどもみらい住宅支援事業で補助対象となるのは、天井埋め込み型のみなので注意してください。
受け取れる補助額は、一戸あたり20,000円です。
こどもみらい住宅支援事業でリフォームの補助金を申請するとき、施主としてやることはほとんどありません。
なぜなら手続きはリフォーム業者の側で行ってくれるからです。
とはいえどんな業者でも良いということではなく、本事業に登録されている事業者(こどもみらい住宅事業者)に限られています。
どんな業者が登録されているかは、こどもみらい住宅住宅支援事業【公式ホームページ】で検索することができます。
まずは見積もり相談をして、依頼するリフォーム業者を決めましょう。
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